3月12日 (金)  イメージに創り上げて行く!

写真雑誌「風景写真」の3−4月号から・・・
まずは、apmさん「準優秀作品賞」おめでとうございます。夕日を浴びた葦でしょうか?普通なら見逃してしまう光景を光の演出にて見事に捉えられてますね。素晴らしいです。私なら見逃してます(笑)。

この号の特集「桜風景写真のレシピ」で三輪薫氏のコメントがこれからの私の撮影のヒントになりそうなので転写します。
「写真の作品づくりの方向には、被写体との出会、決定的瞬間をドキュメンタリー的の記録として捉えるものと、心に描いたイメージをカメラで写し取ることの二つがある。後者を僕は「カメラで描く」といっているが、そのためには、撮りながらイメージを練り上げて行くことが必要である。」と述べられています。
見たものをストレートに撮るのではなく、イメージを加えて、自分の表現のためにフレーム、ピントの位置、絞り、色、ブレなどを駆使して目指すイメージに創り上げて行く。

作例を拝見するとその過程がよくわかります。是非、一読して見てください。